流量計とは
流量計の原理には、圧力を利用したものや熱量の変化、電磁誘導や超音波を利用したものなど、さまざまな種類があります。こういった流量計の原理を利用して、さまざまな特質のものが活躍しているのです。流量計とは流量を測るためのものですが、ではその流量とは何を指すのでしょうか。流量とは、水などの「流体」の量のことで、物のように簡単に数を数えることができないものを指し、その「流体」の「質量」を指すのが「流量」なわけです。
流量計の原理と種類
流量計の原理には、先にも述べたようにさまざまなアプローチがありますが、多く利用されているのが圧力を利用した原理です。圧力を利用した流量計の原理には、配管にしぼりを配置し、流量によってそのしぼりにかかる圧力を差を利用したしぼり流量計、配管に穴の開いたオリフィスプレートを設置し、プレートの前後にかかる圧力の差を利用する差圧式流量計、テーパー管に浮子を入れてそれにかかる圧力差と浮子の重さとを計算するフロート型流量計などがあります。
圧力を利用した原理のほかにも、流量計の原理には流れによって回転する翼車を利用して計測するタービン流量計や、羽根車を取り付けてその回転の速さで流量を測定する羽根車式流量計、超音波の伝播時間やドップラー効果を利用した超音波流量計などがあります。
ガスや水道に利用
流量を測るための機械が流量計というわけですが、いったいどんなところで利用されているのでしょうか。流量計は一般の生活で一番身近に活躍しているのは、ガスや水道のメーターです。ガス、水道の料金は、毎月使った分の請求が来ますが、この請求額を決めるために利用した分を計測するメーターに流量計が利用されています。
水道の利用料を測る水道メーターには羽根車を取り付けて回転の速さからその流量を測る羽根車式流量計が多く用いられています。また、ガスのメーターには固体を持たない物質を測るために多くの流量計が利用されておりガス特有の熱拡散作用を応用した熱式質量流量計などが使われています。